おはようございます！
早くも1月中旬、みなさんいかがお過ごしでしょうか？
さて、今回は「レジリエンス向上によるうつ病予防」といったテーマについて書いていきます。
精神的回復力を養う
これまで活動を続けてきた中で「心を病んでしまった時、どうすれば自傷行為をせずに踏みとどまレたと思うか？」といった質問を受けることがありました。
色々と考えましたが、この質問に対する僕の答えは「あの瞬間」に関してはどうしようもなかったと思うというものでした。なぜなら、それよりも前段階の様々な経験を通じて築き上げた価値観や考え方が自身を追い込んでいく要因になったと思うからです。
学校生活や部活動、家族関係や交友関係。それらの中で得た、成功経験や挫折経験。
そういった一つ一つの経験や関係性を経て「自分とはこうあるべきなんだ。このように生きていかなきゃいけないんだ。」という偏った考え方が生まれ、逃げることもできず、誰かに相談をすることもできませんでした。
では、どうすれば最悪の事態を防ぐことができたのか？
それが事前に心の健康予防（メンタルヘルスケア）に関心を持ち、レジリエンスを養うということです。
レジリエンスとはストレスを受けたときの「精神的回復力」を指す言葉です。同じようなストレスを受けた際、病気になる人とそうでない人がいます。このようなストレスの受け止め方の差はレジリエンスの違いにより発生します。
無数の情報に溢れる現代社会で、一つ一つの情報に流されすぎない。失敗や挫折を過度にネガティブに捉えすぎない。そういった経験も今後の人生の糧になるのだという考え方を養い、自身の軸や心の平穏を保つ力こそ、うつ病等の予防に大きな効果を発揮するのだろうと考えています。
子供達に心の健康やレジリエンスといった部分に触れる機会をいかに提供することができるか。
伝える努力を怠らず、試行錯誤を繰り返していきたいと思います。
今週末、1月20日は東大阪市立布施中学校にて「心の健康」に関する講話をさせていただきます。
生まれ育った東大阪市の子供達に僕は何をもたらすことができるか。しっかりと準備していきたいと思います！
そんなこんなで今週ものんびりと頑張っていきましょう^^
