出前授業

【これまでの訪問先】
青色:出前授業/研修 水色:部活/スクール訪問

■授業概要
うつ病当事者の話を聞き、精神疾患に対する偏見や思い込みの軽減に寄与する講演授業。
講師の原氏は学生時代、バスケットボール大阪府代表の主将を務め、慶應義塾大学へ進学。順風満帆な将来を嘱望されていたが大学3年生の頃にうつ病を発症。精神科病棟で入院生活を送ることに。仲間や家族の支えもあり、無事に卒業をするも社会人2年目にうつ病を再発。休職を余儀なくされる。そんな中、ある出来事をきっかけにメンタルヘルスの普及啓発活動を始めることを決意。新たな挑戦として自転車日本一周旅を開始し、各所で発信活動に励んだ。
精神科病院での生活、日本一周旅を通じて彼が見てきたもの。学生時代から精力的に取り組んできたバスケを通じて得られたもの。彼が見つけた答えとは。

一連のストーリーの中には学生に絶大な人気を誇るバスケYouTuberが登場したり、自転車日本一周という彼らにとって身近なようで遠い挑戦のエピソードが含まれています。それらの内容は彼らが授業へ興味、関心を持つきっかけにもなっています。

 

■対象
小学校高学年(5.6年生)・中学生・高校生・大学生
担当の方と相談しながら対象者の学習効果や狙いを最大化できるよう内容を設計します。最もご依頼の多い対象者は中学生〜高校生までですが、小学校高学年、大学生の皆さんにも価値あるお時間を提供いたします。

■授業の実施方法(対面授業・オンライン)
学校単位、学年単位、クラス単位、オンライン授業など様々な形式で実施することが可能です。
プロジェクターにスライド資料を投影して実施します。

▪️1コマ実施(目安50分)
・講演のみ
実施校:
東大阪市立新喜多中学校/富田林第二中学校/広島県尾道市立高西中学校/長崎南山高等学校など

▪️2コマ以上(目安90分)
・講演のみ
全体で2コマ分/クラス単位で2コマ分など
実施校:慶應義塾志木高等学校/香川県三木高等学校(定時制)など
・講演+ワークショップ(バスケ交流)
学年単位で授業をした後、クラス単位でワークショップ授業を実施。(講演1コマ+クラス単位3コマなど)
各クラスの代表、先生代表と一緒にフリースロー対決を実施。
実施校:
東大阪市立盾津中学校/東大阪市立布施中学校

・オンライン実施
zoomを使用したオンライン講演。1クラスはリアル、その他のクラスは映像を各クラスに共有して実施した事例もあります。
時間数等については上記と同様です。
実施校:千葉県八千代松陰高等学校/近畿大学附属福岡高等学校

■得られる効果
小学校から大学まで、これまでの訪問先の学生からの感想から以下の効果が見込めます。
・心の不調に無関心だった学生が関心を持ち始める。(その後の授業効果の促進)
・うつ病当事者の話を聞き、交流することで精神疾患への偏見や思い込み(うつ病の人は変な人。病気になったら治らないなど)が軽減する。
・本当に辛くなってしまった時は家族や友人、身近な人に頼ってもいいという意識変容、行動変容を促す。
・悩みを抱える学生が「不安や悩みがあってもいいんだ。」と安心感を得られる。
・仲間の存在を大切にしようと思うきっかけを得られる。
・失敗してもいいから、自分が挑戦したいことには積極的に挑戦をするという意識変容や行動変容。

■学生の感想
・もし友達がうつ病になった時はしっかり支えてあげようと思いました。そして、自分がなってしまった時は誰かに支えてもらえるような人になって、病気を乗り越えたいと思いました。(中学2年生)
・最初はこんな話興味ないなーと思ったけど、話を聞いているうちに興味が出てきました。今日の話を聞いて何事にも挑戦して諦めずに頑張ろうと思いました。(中学2年生)
・私は精神科のような病院には行きにくいけど悩んでいます。原さんのお話や活動の映像を見て、何か心を揺さぶられ自然と涙が出ました。泣けたことにも安心したし、同じような状態の方もいるんだなと安心することができました。(高校2年生)
・原さんの友達や仲間は一緒にいるとすごく頼もしい人たちだったと思います。私もそんなチームを作りたい。(中学2年生)

■先生の感想
・本校では2022年度に人権講演会として全校生徒向けと、2年生の総合学習として2022年度と2023年度の2年連続、計3回原さんにお話をしていただきました。
人権講演会では生徒たちの身近な話題やご自身の経験も含め、メンタルヘルスについて学生が共感できるようなお話をしてくださいました。記憶に残るお話だったのか、昨年1年生だった生徒たちも再び来校されることを知ってとても楽しみにしていました。
総合学習の時間では心の健康について保健室の先生と対話をする形式で授業を実施してくださいました。生徒たちも参加しやすく、時には笑いに包まれ、温かい拍手が生まれたりと楽しい時間を過ごしながら学びを深めることができました。(東大阪市中学校教諭)

■費用
・講演(集団):25,000円~
・講演(クラス):30,000円~(2コマ以上)
・講演+ワークショップ:50,000円~(2コマ以上)
※事前打ち合わせ(対面orオンライン)を実施する際や時間数によって費用が変動します。

■備考
・旅費、交通費、宿泊費等は実費相当額をいただいております。
・費用は授業実施後、所定の講座にお振込みいただくか、当日直接お渡しください。
・授業のことや費用面のことなど、LINEもしくはメールから
お気軽にご相談ください

日経新聞
広島県尾道市立高西中学校
慶應義塾志木高等学校

講座/研修

■講座/研修概要
教職員、支援者向けのメンタルヘルス研修。令和4年度の小学生、中学生における不登校生徒数は約30万人と過去最多。小学校、中学校、高校の児童、生徒の自殺者数は514人。統計がある昭和55年以降、初めて500人を超えて過去最多となりました。これらの情報に加え、原氏自身のうつ病当時の話。当事者発信活動の中で対話を重ねた不登校生徒、若手社会人、プロスポーツ選手の話など当事者のリアルな声。それらの話も踏まえ、私たちにできるサポートについて考えます。

■対象
教職員、福祉職員、児童支援員、PTA、保護者の方々など。
企業や労働組合を対象に実施することなども可能です。

■講座/研修の実施方法(対面・オンライン)
対面、オンラインで実施可能です。
プロジェクターにスライド資料を投影して実施します。
学生対象同様、講演という形での実施もあれば、講演+ワークショップでの実施事例などもあります。

・教職員/PTA向け研修(60分目安)
実施例:兵庫県尼崎市教育委員会生徒指導担当者研修会/富田林第二中学校PTA対象研修

・支援者向け(60~120分目安)
当事者講演/当事者講演+ワークショップ
実施例:静岡市こころのバリアフリープロモーター養成講座/ワンスタッド株式会社職員向け研修

・オンライン実施(60分目安)
zoomを使用したオンライン講演。
実施例:愛媛県心と体の健康センター若手保健師向け研修

■得られる効果
これまでの実施先の方々の感想から以下の効果が見込めます。
・子どもたちのメンタルヘルス教育促進へのきっかけをつかむことができる。
・支援者としてこうあるべきといったイメージ像に変化が生まれる。
・サポートできる場面とそうでない場面があることを整理することができる。
・親として子どもとの関わりに課題を抱えていた人が、心理的に安心感を持つきっかけを得られる。

■費用
・講演(教育関連):30,000円~
・講演+ワークショップ(自治体/企業):50,000円~
※事前打ち合わせの実施等によって費用が変動します。

■備考
・旅費、交通費、宿泊費等は実費相当額をいただいております。
・費用は授業実施後、所定の講座にお振込みいただくか、当日講師に直接お渡しください。
・研修のことや費用面のことなど、LINEもしくはメールからお気軽にご相談ください。

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富田林第二中校区すこやかネット講演会
病院での入院生活時のことを当事者、家族、チームメイト目線でまとめています