「学生時代の最も苦しかった時、どうすれば最悪の状況までいかなかったと思う?」活動を始めて以来、各所でこのような質問をよく受けます。
一当事者としての答えは「どうしようもなかった。」です。それよりももっと前の小学校、中学校、高校といった成長過程で築き上げた価値観や考え方が自分を追い込む最大の要因だったと感じています。
特段心の健康に関心を持つきっかけや必要性がなかった時、その重要性を感じられる機会があれば何か変わったのかもしれない。そのような想いから、子どもたちが「心」に関心を持ち、豊かに生きていけるよう様々な予防活動に取り組んでいます。
うつ病発症当時の状況について、本人(原)や家族、友人の視点からまとめています。
うつ病が発症する前の様子、発症後の療養期間の様子、徐々に元の環境へ戻り、社会復帰していた時の様子など、時系列ごとに当事者、支援者の立場からまとめています。
あくまで一例ですが当事者にとって、サポートをするご家族やご友人にとって何かの参考になると幸いです。