おはようございます!
現在も引き続き、大阪府にいます。
#写真は長野県軽井沢での一枚
さて、今日は「感情労働」といったテーマについて書いていきたいと思います。
この言葉が何だか腑に落ちたので、自分なりにこの言葉について考えていきたいと思います。
感情労働とはアメリカの社会学者アーリー・ホックシールドが指摘したもので、「心からの笑顔」のような本来的には内面の自然な表現とみなされる感情そのものが商品化されることを差した考え方です。
感情が商品化されるとサービスの受けて(顧客)に対する演技が求められるようになり、自分自身に対する肯定感(自己肯定感)が失われたり、心的重圧から燃え尽き状態に陥ってしまうこともあるそうです。
また、現代社会では、こうした感情労働は対人、接客サービスから教育、医療、介護の領域にまで拡大し、社会問題になりつつあります。
こういった問題について、心当たりのある方もいたのではないでしょうか?僕はありました。
もちろん、サービスを提供する上で笑顔や愛想といったものはあって損はないと思いますし、相手もそちらの方が満足できるケースの方が多いと思います。
また、情報技術が発達した現代ではそれぞれが作るモノにそれほど差はなく、結局はこういった感情と言われるような部分の価値をどう生むかという部分もより重要性を増しているとも考えられます。
とすると、感情が商品化されることは必然的な流れであり、避けては通れないようなことにも思えてきます。
その上でこういった問題を突破するために何が必要かと考えると、「能動的にそういった感情を生む」ということなのかなと考えました。
これは働く本人が自分自身でその仕事、場所を選択し、納得感を持って動くことが大前提として必要で、ここに向き合えていないと、感情労働の奴隷になってしまうのではないか等いうのが僕の考えです。
おそらくこの問題は誰かが作り出した環境やシステムの中で突破するというよりも、どこかで壁にぶつかってしまった時に自分なりに納得感を持てる状況に身を置くことが一つの解決策であると思うんですよね。
僕自身も現状、壁にぶつかり続けていますが何はともあれ自分で選んだ道だということで、自分を奮起させています。自分にとって人のせいにするというのがすごく心地悪く、自己肯定感が削がれるような瞬間にもなるので。
結論、自分なりの生き方の大枠を確立すると一定動きやすくなるのではないかということです。
今後も様々な経験をして色々な考え方に触れ、自身の価値観が変わる瞬間もあると思いますが、こういった部分については常に考えていきたいですね^^
そんなこんなで今日ものんびり頑張っていきます!
日本全土を自転車で一周しながら講演、ボランティア活動等の活動を行なっています。
ここではそれらの活動を日々のブログに綴っています。
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